ノソブランキウス・ラコビー

ノソブランキウス・ラコビー

ノソブランキウス・ラコビーはアフリカ南部のモザンビークなどに分布し「世界一美しい熱帯魚」や「泳ぐ宝石」と評される卵生メダカに属します。色彩は青、赤、黒のメタリック色が綺麗に入り、頭部が赤系の色が強くしっぽに向かって青系の色合いがつよくでますが個体によって色のでかたが多少ちがいます。輸入量は少ないのでノソブランキウス・ラコビーは、メダカの専門ショップなどの専門店でないとなかなかお目にかかれない。飼育は水質の急変に弱い。1年で世代交代する1年生魚と呼ばれる卵生メダカ属の繁殖は可能だが手間がかかるので初心者は避けた方がよい。

飼育方法

  • 水槽:小型水槽以上
  • 体長:5cm
  • 水温:20~27℃
  • 水質:弱酸性~中性
  • 餌:人工餌料、生き餌
  • 注意点:初心者には飼育が難しい。

繁殖方法

ノソブランキウス属の生息地は雨期と乾期があり、雨が降らない時間が4~5ヶ月続きます。 乾期には川や沼などが干上がる所も多く極端に水が少なくなります。このような悪条件でも子孫を 絶やさないために、ノソブランキウス属は特殊な卵の産み方をします。雨期の間に オスがメスの体を抱くようにして水底に押し付け、体を震わせながら産卵、射精を繰り返し 1日10~30個の卵を毎日のように産み続けます。この産卵は水が少なくなって親が死ぬまで 繰り返されます。この卵は暑い卵膜で包まれ水や酸素が欠乏した状態では休眠状態に入り数ヶ月も 生命が保たれ、雨期に入り水が与えられると数十分で一気にふ化がはじまります。

ノソブランキウスはこのような特殊な繁殖形態のため飼育下でもサイクルを作ってあげる必要があります。 小型の水槽があれば十分で産卵させるにはメス2匹とオス1匹のトリオがよい結果を生みやすいと いわれています。(ペアでも可能)

  • 水質はPH6.0~6.5の弱酸性で、水温は22~25℃がよい。
  • 水底は底面積の1/3ほどを仕切るようにして、厚さ3㎝ほどのボイルしたピートモスを敷きます。 または大きめな皿などにピートモスを入れてもよいでしょう。

この方法は卵を取り出しやすくする作業を楽にするためですのでいろいろ工夫してみるとよい。 ろ過は十分に効かせる必要はないが、餌の食べ残しがでないようにする。 1週間に1度ピートモスを取り出し、水分を手で絞り、適度に水分が残るようにしてビニールなどに保管し、 採卵日、水温、PHなどをきちんと記入しておきます。

この状態で卵を保護しておきますが、卵の休眠状態はその間の湿度、温度、酸素、二酸化炭素などの量によって違いますが 20~22℃では2~3ヶ月、24~28℃では1ヶ月くらいでふ化の時期がくると見てよいです。正常な卵は卵殻を透かしてみると 魚の形に成長しています。死卵は形が崩れたりするのですぐに分ります。 発眼している卵があれば、ピートごと小さな水槽やコップなどに飼育水をいれて弱いエアレーションをかけて おくとドンドンふ化していきます。

しかし、この時の水質やふ化させる時期、休眠中の管理などにより成長できない個体(ベリースライダー)が出現したりします。 このあたりは、ブリーダーの腕の見せ所になります。泳ぎだした幼魚は6時間程度で餌を食べ始めるので、ブラインシュリンプの 幼生を与えます。1㎝を超えたあたりから、イトミミズ、アカムシ、人工餌料などを与えていきます。

ノソブランキウス属の仲間


-ノソブランキウス・ラコビー-

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