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ピジョンブラッドディスカスは東南アジアで古くから繁殖され、レッドロイヤルブルーから生じた突然変異個体を固定した改良品種で、タイで作出された。直訳すると「鳩の血」だが、血のように赤いわけではない。ブルーダイヤモンドディスカスで改良に達した感のあるブルー系のディスカスに飽き気味アクアリスト達にすぐに受け入れられ、ディスカスを扱う熱帯魚ショップで見かけるようになった。体色などの好みは大きく分かれるところだが、今後のディスカス改良の新しい方向性を示す品種であることは間違いない。ディスカスハンバーグやアカムシなどの水質を汚しやすい餌を与える場合はまめに飼育水を取り替えたい。水質の管理(亜硝酸濃度を低く抑える)が、飼育の最大のポイント。ピジョンブラッドディスカスは飼育が難しい熱帯魚であることには変わりないので、十分な知識を身に付けてから飼育に臨みたい。産卵まではエンゼルフィッシュに似た形態だが、フ化した稚魚は親魚の体表から分泌される、ディスカスミルクと呼ばれるものを餌として成長するという、おもしろい習性が知られている。最近では、ピジョンブラッドディスカスの赤色をさらに発展させた、マルボロレッドディスカスなる品種も登場し、赤系ディスカスは目が離せなくなってきました。
-ピジョンブラッドディスカス-