『クリプトコリネ』
クリプトコリネは熱帯魚の産地でもある東南アジア原産のラゲナンドラ属のサトイモ科に属する。クリプトコリネ属とラゲナンドラ属の違いは、クリプトコリネ属の雌花は4~8程度であるのにラゲナンドラ属の雌花はたくさん数がある点と、新芽がクリプトコリネ属は左右どちらかの葉の縁が基点になりロゼット型に広がる草体を持ち、葉の形、大きさは様々であるのに対して、ラゲナンドラ属は左右の縁が主葉脈に向かって巻いている点である。葉の大きさは、小さな種は数センチほどだが、大きな品種は数十センチを超える。サトイモ科の花は仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた独特の花を咲かせるが、クリプトコリネの花はその中でも特に変わった形をしていて、品種によって大きく違う。広範囲の様々な環境に生息し、上流域の清流から下流域の汽水、湿地から川の中と棲み処の幅は広い。雨季と乾季の水位差が激しい地域に住むものも多く、多くの種類は環境により水中葉と水上葉を切り替えて生育する。
水草の分類別